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睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断基準が変わります(2026年6月~)

2026.05.20

院長コラム

CPAP(シーパップ)治療の対象となる基準が、2026年6月より変更されます。 これまで「CPAP治療の適応外」とされていた方でも、新しい基準では治療対象となる可能性があります。

睡眠時無呼吸症候群でお悩みの方にとって、より治療を受けやすい環境が整いますので、ぜひ内容をご確認ください。

診断・保険適応基準の変更点

これまで、睡眠時無呼吸症候群の診断は主に「簡易検査」と「ポリソムノグラフィー(PSG)検査」の結果に基づき、以下の基準で判断されてきました。

  • 簡易検査: 1時間に40回以上の無呼吸低呼吸回数がある場合にCPAP治療の適応
  • PSG検査: 1時間に20回以上の無呼吸低呼吸回数がある場合にCPAP治療の適応

今回の改定により、2026年6月よりこの基準が以下の通り変更されます。

検査方法 従来の基準 新基準(2026年6月~)
簡易検査 40回/時間以上 30回/時間以上
PSG検査 20回/時間以上 15回/時間以上

この変更により、より多くの方が保険診療でのCPAP治療を開始できるようになります。

自宅で可能な「在宅PSG検査」が正式導入

さらに大きな変更点として、これまでPSG検査を受けるためには病院への1泊入院が必要なケースがほとんどでしたが、2026年6月からは「在宅ポリソムノグラフィー(PSG)検査」が正式に認められるようになります。

ご自宅で検査が可能になることで、通院の負担や入院の心理的ハードルが下がり、より迅速かつ低負担での診断が可能となります。

このような症状はありませんか?

睡眠時無呼吸症候群は、自覚症状が少ない場合も多いですが、以下のようなサインに心当たりがある方は注意が必要です。

  • 家族から「いびき」を指摘される
  • 夜中に「息が止まっている」と言われたことがある
  • しっかり寝たはずなのに、日中の眠気が強い
  • 起床時に頭痛や倦怠感がある
  • 朝起きた時に喉がカラカラに乾いて痛い

お気軽にご相談ください

今回の基準変更により、以前はCPAP治療の適応から漏れてしまっていた方や、検査へのハードルを感じていた方も、新たに治療を受けられる可能性が広がりました。

「もしかして睡眠時無呼吸かな?」と不安を感じている方や、上記のような症状でお困りの方は、お一人で悩まずにぜひ当院までご相談ください。適切な診断と治療で、健やかな睡眠を取り戻しましょう。

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